緑丘蔵の新酒を味わう会を開催しました

 

 去る3月25日(日)午後5時から、小樽市の奥座敷、朝里川温泉郷にある「小樽朝里クラッセホテル」にて、《緑丘蔵の新酒を味わう会》を催しました。

 参加者は、当初の予定の30名を大幅に上回る44名となり、会場は熱気に包まれました。

 当日は、上川大雪酒造(緑丘蔵)の川端慎治杜氏(小樽市出身、実家は現在も小樽にあり)も駆けつけてくださり、参加者の質問などに丁寧に答えていただいたり、酒造りのあれこれを披露していただくなど、親しく接していただきました。

 各テーブルに並べられたお酒は、特別純米2種(彗星、吟風)3本、純米吟醸3種(彗星、吟風、きたしずく)3本で、いずれも生酒。また、それらとは別に特設ブースを設けて、純米大吟醸(彗星)を提供しました。更には、川端杜氏が特別に持参してくださった純米大吟醸(きたしずく袋吊り斗ビン取り)が、参加者の目を輝かせました。

 

 今回の企画は、わか松店主の山口マスターが常々応援したいと言っている、小樽出身の若き杜氏・川端氏が、新たに立ち上がった蔵の初年度の酒を醸すので、それを知ってもらう機会を作りたいという思いに、わか松ファンであるクラッセホテルの総料理長・遠藤稔氏が応えるかたちで実現しました。

 会場も料理も素晴らしく、参加者は皆「美味しい!」と笑顔になりました。

 

 春の匂いがする温泉郷の風に吹かれながら、ほろ酔いで見上げた空には美しい上弦の月が微笑んでいました。

2018年03月31日